北陸コカ、豪のブドウ畑を分割提供し「マイワイナリー制度」

日経新聞
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北陸コカ・コーラボトリング富山県高岡市、稲垣晴彦社長)はオーストラリアにあるブドウ畑の権利を小口に分割し、収穫したブドウから醸造したワインを届ける「マイワイナリー制度」を始める。子会社のGRN(同、セン・ヤップ社長)を通じて募集し、海外ワイン事業のテコ入れにつなげる。

 豪州にある北陸コカの子会社が持つ畑(49万平方メートル)を245口に分割し、提供する。利用者は1区画(約2000平方メートル)につき400万円程度(為替相場によって変動)の利用料金を支払って15年間「占有」でき、年に4回、計100本のワイン(赤、白)を受け取れる仕組み。利用料のうち保証金部分の300万円は期間終了後、返金される。

 1区画の畑からは年間約1000本のワインが造れる。うち900本分の収益を栽培や畑の維持・管理コストに充て、運営経費を安定して調達する。

 同社は28日発表した2006年12月期決算で、海外ワイン事業を巡り子会社の株式評価損として14億5800万円を計上。9億9300万円の最終赤字となった。

年間100本ものワインを売りさばくことができる利用者が245人も存在するのだろうか?
それとも、年間100本を自分で飲む?
いや、「マイワイナリー」という言葉に、ちょっと食指が動いたもので、ついコメントをしてしまいました。
でもどっちかと言えば「マイブルワリー」がしたい。
キットが少し高いんだよなあ。。。