SAW

もう最近では「SAW2」が話題になっており、この「SAW」を早く見たかったのだが、いつTSUTAYAに行っても全てレンタル中だった。
今日、ついに借りることができた。

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

密室に、足を鎖でつながれた男が二人。
二人の間には、血まみれの死体。
何がどうなっているのかわからない。
この二人の心境に、映画を観る側もいきなり冒頭から放り出される。
このオープニングには、完全に目が釘付けになった。
そして、最後まで、本当に最後の最後まで、この緊張感は持続される。
このラストは予想できなかった...やられた。

それにしてもエグイ。
映像はそれほどエグイ訳ではないが、犯行の手口が心理的にエグイ。
このような内容の映画って、本当に公開してしまって良いのだろうか。
精神的に成熟していない人間がこれを見たとき、悪い方向の行動を起こしかねないのではないか、と思う。
すこし前までは、所詮映画の中の絵空事なんだから、ムキになって公開制限しなくていいのに、と思っていた。
しかし、最近のサイコホラー顔負けの犯罪が続出している状況を見ると、何となく心配になったりするのである。