日本語が見えると英語も見える
ブックオフでタイトルに惹かれ、中身を少しのぞいてみたら結構面白そうなので、読んでみた。
- 作者: 荒木博之
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1994/10
- メディア: 新書
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要するに、英語は論理性の高い言語で、日本語は感覚的で論理性が低くなりがちな言語なので、日本人が英語をうまく話すためには、論理的に考えることをもっと重視する必要があるということ。
ただ、論理性と言っても、別に堅苦しい論理性ではなく、日本語に許されているもやもやとした表現を、ちゃんとした表現に直すことを意識してみましょう、ということ。
あ、「もやもや」「ちゃんと」も、感覚的だな。
日本語に許されているあいまいではっきりしない表現を、意味が明解で適切な表現に直すことを意識してみましょう。
ふう。
「プリプリした寒天」「ホッカホカのごはん」などのオノマトペを英訳するあたり、とても面白かった。
ホカ弁は、steaming hot lunch bag なんだろうか。
いや、lunch bag with steaming hot rice と言った方が正確か。
うーーーん。