iPhoneは知っている。

まずは、4月22日のTime Techland のこの記事。
"Why Apple Collects Location Data from Your iPhone"


Why Apple Collects Location Data from Your iPhone | TIME.com


もう既に有名な話ではありますが、
iPhoneには、それまで移動してきた位置情報の履歴が記録されつづけています。
ファイル名は、"consolidated.db"。
つまり、これを見れば、その持ち主がいつどこに行ったかが一目瞭然でわかるわけです。
これは重大なプライバシーの問題に関わります。
でも、あるオプションをオフにしている限り、このデータがAppleに送信されることはないそうです。
では、何のために位置情報の履歴を残しているのか?
iPhoneの位置情報を利用するサービスに必要、という説明ですが、
何となく気持ちの悪い疑惑が残ってしまいますな。



そして、4月22日のTime Techland には、こんな記事も。
"How to Encrypt Your iPhone's Location Data (Consolidated.db)"


How to Encrypt Your iPhone’s Location Data (Consolidated.db) | TIME.com


えー、iPhoneはデータをPCと同期することができるんですが、
そのときに、さきほどの"consolidated.db"ファイルも同期されてしまいます。
すると、PCにアクセスした誰かに、移動履歴を暴かれてしまう可能性が一気にアップしてしまうわけです。
そこでこの記事では、PCと同期するときに暗号化する方法を説明しています。
簡単なようです。
これで、まずは安心、と。


ただ、iPhoneが誰かの手に渡ったときには、危ないんじゃないかと思うんですが。
一番安心なのは、後ろめたいような行動をしないことですな。
バレると困ることをしたいときは、iPhoneを持ってかないことです。


あ、ちなみに、2番目の記事の著者は、
妻に自分のiPhoneのお下がりを持たせてるようですが、
iPodだと言って、表示も"iPhone"から"iPod"に変更しているようです。
妻の行動は握ってるぜ、むはははは!とおっしゃっております。
心当たりのある人は、気をつけろ!