揚州商人で酸辣湯麺

今日は午後から大手町のシンポジウムを聴講に行った。
ならば、ということで、東京駅のラーメン激戦区に直行。
最近無性に行きたくなっていた揚州商人に入った。

12:40頃だったのだが、店内は満席。
外で待っているのは数人だった。
並んでいる間にチャイナ服の中国なまりのおねえさんが注文をとりに来る。
迷わず酸辣湯麺をオーダー。
混雑緩和のために先にお金を支払うシステムになっていた。
僕の前に並んでいた夫婦のおっさんが、「食べてもないのに金を払えというのか」と文句を言っていた。
明らかに相手を中国人と見て言っているのがわかった。
嫌なおっさんだなあを思った。

しばらくして、カウンター席にご案内。
ほどなくして酸辣湯麺が運ばれてくる。
とろみがかったスープにラー油がたっぷりかかっている。
細めでやわらかめの麺で、細かく刻んだ椎茸とタケノコ入り。
「ニッポンのラーメン」ではない、「中華のラーメン」だなあ、と思う。

はい、いっただきま〜す。
あち、あちち!
このラーメンはとろみで熱が逃げにくいために、最初の間は非常に熱い。
そこへ容赦なくラー油と酢の刺激が口内を襲う。
わかってはいるのだが、これがまた醍醐味だったりするのよね。

かくして、口の中を火傷だらけにしながらも勝ち取った味覚に達成感を覚えながら、店を後にしたのでした。
また、来よっと