mixiのネットワークを可視化する

mixiのネットワークを可視化するツールって、世の中にはいくつか出回っているらしい。
mixiGraph
http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/
DigiMixi
http://www.ringwing.ne.jp/~masao/mixi/
いずれも、自分のIDとパスワードを入力すれば、自分の友達の友達の友達...がどういうつながりになっているのかをグラフによって可視化できる。
DigiMixiは、自分からの隔たり数を指定して、その隔たり内のネットワークを全て表示する。隔たり3までやってみたが、既にこの時点で非常に重い。
mixiGraphは、特定の人を出発として、ユーザーが指定した友達の友達を次々に開いていく方式。こちらは軽いが、DigiMixiのような特定の隔たり以内の友人を全て表示する機能はなさそう。
世の中の人間関係は、6人の友人をたどれば世界中のどの人間ともつながることができるという、「スモールワールド仮説」という有名な話がある。また、世の中のネットワークは、大量のリンクを持つごく一部のハブノードと、少数のリンクしか持たない大多数のノードによって構成される「スケールフリーネットワーク」であるという考えもある。このような話がmixiにも適用できるのかはわからない。しかし、mixiにおける「コミュニティ」がmixi世界のつながりにどのような影響を与えるのかは興味深い。実際、やや専門外だが、mixiを利用した人工知能方面の研究は最近いくつかあるようだ。
ネットワークの話といえば、この本が有名。

新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く

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