Hoegaarden Grand Cru

marucozy2006-06-13


ベルギーのビール…
以前、ヨメと一緒に新宿のベルギービール専門のバーに行ったことがあるのだが、頼んだビールがどれも「甘く」、それ以来ベルギーのビールは自分の好みに合わないとして、ほとんど飲むことがなかった。
しかし、はばかりながらブログに「酒レポート」と銘打って駄文を綴っている以上、ベルギービールというビッグジャンルを避けて通る訳にはいかない。
そんな態度では、必ずや天国で何百人ものベルギーの修道僧の、いや、何億何兆という酵母の霊に、モグリの誹りを受けること間違いないのだ。
 
という訳で、まずはベルギービールに敬意を表し、最も基本と思われる Hoegaarden を味わってみることにした。
まず泡立ちチェック。
素晴らしい。
非常にキメの細かい泡が、黄色い液体との境目からモクモクと湧き上がっておられる。
そして香り。
予想通り、フルーティな香りが漂ってくる。
しかし冷静になれば、非常に上品な香りであることに気づかされる。
そしてグビッ。
甘い。
しかし、何としたことか。
この Hoegaarden の甘みは決してまとわりつくような甘さではなく、ほのかに漂う苦味と絶妙のハーモニーを奏でているのでございます。
恐悦至極に存知あげまする。
 
よし、次は Chimay だ。