diversity

ダイバーシティ」(Diversity)という言葉が流行っている。
 
しかし、「皆さん、互いのことをよく理解しましょう」という道徳教育めいたものになってしまっている、あるいは社員がそのようにしか理解していないことが多いように思うが、気のせいだろうか?
気の利いたところでは、「グローバル化の時代なので、違う人種の人も理解しましょう」となる。
 
本当の意味でのDiversityの重要さってのは、多様な判断をする人々を包含する組織を作ることによって、集合知の観点から、組織全体としてより賢い判断ができるようにすることではないのか。
いかに互いが理解し合うか、ではなく、いかに判断の多様性を維持するか、そしていかに多様な判断をまとめあげるか、ということが問題なのではないか。
 
ん?
僕が勘違いしてるかな?