エコドライブ。

震災直後、都内ではガソリン不足が深刻化し、
ガソリンスタンドには毎日クルマが長蛇の列でした。
何時間も並んで、ようやく10リットルほどしか入れられないとか。
加えて緊迫した中東情勢の影響で、ガソリンの値段が高騰。
クルマを必要とするビジネスの方には多大な損害が出たと予想します。
また、ガソリンの逼迫は、被災地への物資の輸送にも影響が出たはず。
最近は、ようやく状況が緩和されてきたとはいえ、
やはり地域によってはガソリンスタンドにはクルマの列ができています。


そんな中、ガソリンの値段はともかくとして、
やはりクルマがビジネスに直結している方々への影響や、
被災地への物資の輸送などの影響を考えると、
クルマがビジネスに直結しない僕は、
極力ガソリンの消費を抑えるべきだと思います。
ガソリンに限らず、日々の節電、少しずつの募金、日々の仕事。
仕事が復興活動に直結しない僕には
目に見える復興支援行動をとることはできません。
しかし、被災地を助けるため、日本経済を少しでも回すためには、
こういう一人一人の少しずつの努力が、一番大事なのだと、心から思います。



今週末は、どうしても用事があったので、ヨメの実家に来ています。
距離も近いので、クルマで来ました。
上記のようなことから、いつもよりエコドライブを心がけました。
エコドライブと言っても、要するに、
スピードを極力一定に保つ、長くアイドリングをしない、
といったことです。
実際、いつもより随分ガソリン消費を抑えながら走れた気がします。


そういえば、ドライブスルーって、エコドライブに全く反するような気がします。
クルマの列に並び、注文や受取をしながら、アクセル踏んだりブレーキ踏んだり、
アイドリングしまくり…。
うーむ。



そうだ!
お店でクルマが停まるという要素を除けばいいんだ!
要するに、クルマが走ったまんまであればいい。
その名も、スルードライブ!


例えば、マクドナルドのようなチェーン店は、
主要道路のあちこちにETCのようなゲートを設け、
クルマに搭載された専用機器に客が入力した注文は、ゲートで受信されます。
そして、受け取りポイントで、
ラソンの給水ポイントのように、
並んだ商品の中から自分の商品を窓からゲット!


…取り間違えたらどうするんだ。
それに、取り損ねる危険がとても高いぞ。
うーーむ。



やはり受け取りポイントでは店員が手渡しするか。
もちろん、停まることなく、阿吽の呼吸でバシッと手渡し!


…ちょっと店員に要求されるスキルが高すぎるか。
そもそも店員が危ない。
うーーーむ。



じゃあ、店員には受け取りポイントだけバイクに乗ってもらって、
クルマと並走しながら渡してもらうか。


…いやいや、それじゃバイクの燃費がかかって、逆にエコじゃないだろ。
それに店員がさらに危険だって。
うーーーーむ。



そうか!
時速50kmで回転するベルトコンベアで回転ずしみたいに商品が回ってれば、
相対的にスピード0で商品が取りやすいのでは!


…いやいやいや、それって、並走した商品が自分の商品じゃなかったら、
永遠に商品を受け取れないじゃないかい。
うーーーーーむ。



そんじゃあ、超高速回転ベルトコンベアに店員が乗るか。


…じゃあ、店員が高速回転で酔わないように、全員NASAで特訓を…



ダメか。