リス。


町田のリス園に行ってきました。
ここでは、リスに直接エサを与えることができます。


実は以前にも一度来たことがありました。
そのときは、手に載せたヒマワリの種を直接食べるリスたちと、
ほのぼのと戯れた記憶があります。


しかし、昨日は違っていました。


前のようにほのぼのとリスと戯れようと思いながら、
ヒマワリの種の入った袋をもらって、
リスのゾーンに足を踏み入れました。



ん?


何だこの殺気は?



ハッ!


と気がつくと、
既に数10匹のリスに包囲されています!


と思った次の瞬間!


がさがさがさがさぁ!



おいおいおいおいおいおい!
お前ら、勢いよくよじ登りすぎ!


もちろん、前来た時も時々はよじ登ってきましたが、
もっと可愛らしく遠慮がちに登ってきたもんです。
でも、昨日は、明らかにリス達の目が血走ってました!


「ぎゃあぁぁぁ!」
「ひいぃぃぃぃぃ!」


あちこちで、子供や女性の悲鳴が聞こえます!
これはもう、「リスに襲われている」と言った方が正しいでしょう。
要するに、昼めし時か何かで、リスたちがみんな空腹だったのだと思います。
理由はともあれ、そこは既に遊園地ではなく、戦場でした。


リスまみれになりながら、ふと思いました。
これは、犯罪にもなりえると。
もし、毎日、例えば赤いハンカチのような特定の目印を持って、
リスにエサをやりまくるとします。
そうすると、リス達は、赤いハンカチを持った人間をみかけたら、
当然エサをくれるものと思って、飛びついてくるようになるでしょう。
つまり、ちょっと憎い人の持ち物と同じものを持って毎日美味いエサをやり続け、
数日間ぱったりそのエサをやるのをやめたところに、
その人が通りかかったとしたら…。


ああ恐ろしや。


くれぐれも、このアイデアを実行に移してはなりませぬ。
特に、野良リスの多いピッツバーグの皆さま。